有り合わせの端材でウッドデッキの扉の留め金を作る。

ウッドデッキの扉についている留め金が例のコレなのです。
蝶番がついていて、パタンと倒して捻って、南京錠もかけられるという。

ただこれあんまり見た目が好きになれないし、なんだか使い勝手も良くない。
サッと開けてサッと閉めたい時に手間取ったりしてしまう。何よりホームセンターに売ってたヤツをただ付けましたって雰囲気でこだわりが感じられない。
ここに鍵をかけるわけでもないし、とりあえず扉が風に煽られてパタンパタンとならないようなラッチを、有り合わせの端材で作ってみようと思い立ちました。

とりあえずこの「こだわりのない留め金」を外します。このままだと風に吹かれてパタンパタンします。
せっかく自分で作るんだから、既製品と同じものを作っても面白くない。
この扉は腰くらいの高さのものなので、扉の天辺に留め金があると使いやすいし、他であまり見ないモノになりそう。設計図を描くのは面倒なので、とりあえず現物合わせのアドリブ工作で行くことにしました。


受け側の柱にざっとケガキます。この四角い部分に深さ2センチほどの穴を掘ります。ノミを持っていないので彫刻刀で掘りました。近いうちにノミを買おう。

こんな感じ。扉側に謎の小さな枠が付いてますがその謎はすぐに明らかになります。

こんな感じになりました。これは解放状態。

四角い穴に板をスライドさせて差し込むことで扉を固定するシステム完成。
板についている丸い部分は、こないだ剪定した庭木の枝を輪切りにしたものです。ここをつまんでスライドさせます。
とりあえず扉を固定することはできたのですが、ちょっと強度に不安が残ります。とりあえずこれで様子見。様子見の間にもっといい仕組みを思いつくかもしれないし。

そういえば庭の梅が咲き始めました。この家に引っ越してきた頃、ちょうどこの梅が咲いていたのです。
田舎暮らし開始からようやく一年経とうとしているのですが、去年は熊本地震もあって、なんだかものすごく長く感じた一年でした。