田舎物件の探し方
物件探しは一番楽しい。その反面、一番難しいところでもあります。
まずは、「どこの田舎に住みたいか」を決めなくてはなりません。
自分の故郷や旅行した思い出の地、憧れの土地など。
そして住みたい地域に病院など医療機関、また教育施設があるか。
施設やお店まではどれくらいの距離があるのか、交通手段はなにを使うか。
考えなくてはいけない項目はたくさんあります。
また、移住支援金を出していたり、移住支援相談を行う自治体もあります。地域によっては下見ツアーを行っているところもあるので、参加してみるのもいいかもしれません。
関連エントリー: 田舎で家を買う場合のチェックポイント
田舎暮らし希望者は、悪いやつらのターゲット!?
ここでひとつ注意点を。いわゆるボッタクリ不動産業者・建設業者も少なからず存在します。
「田舎の人は素朴で優しい人ばかり」という固定概念は一度置いておきましょう。
都会、田舎問わず、いい人もいれば悪い人もいます。油断すれば騙されてしまうこともあります。
どんなことでもまずは見積もり!信頼できる良心的な業者さんを探しましょう。
まずはネットでアタリをつける
まずはインターネットで情報収集していきましょう。
私は子供の頃から地図を眺めるのが好きでした。
最近はもっぱらGooglemapなどウェブ上の地図を眺めています。
そこでオススメなのが、「マップファンウェブ」です。
マップ画面で、ここでは例として「北海道三笠市」を表示します。
すると、左のメニューに「三笠市の住宅情報」というリンクが現れます。これが便利!
「まずは地図とにらめっこして移住する土地を決める!」という方には最適なのではないでしょうか?
他にも、SUUMO(スーモ)のサイトには「移住・田舎暮らし」の特設ページがあり、とても見やすくまとまっています。
関連カテゴリー:不動産
移住支援を利用する
全国の各市町村では、様々な定住施策が用意されています。
- 住宅や土地取得のための助成
- 農業漁業等への就業支援
- 単身勤労者向け賃貸住宅の建設
- 空家情報の収集と提供(次項目で説明しています)
- 就業のための情報提供
- 移住体験ツアーやショートステイ実施
市町村により詳細は異なりますが、内容は概ね以上のようなものです。
関連カテゴリー:移住定住支援制度
空き家バンク制度を利用する
自治体が地元住民の方から住宅の空き室・空き家に関する情報提供等を受けるなど、移住・交流者向けの物件を収集・蓄積し、ウェブサイト等で、それらの物件情報を公開するものです。
実際のところ、空き家情報のデータベース化はかなり難しいらしいです。
というのも、実際には居住されていない家でも、お墓参りに故郷に帰ってきたときのために仏壇がそのまま残されていたりする家が多く、また、不動産の名義人が亡くなっていて、名義変更に要する親類の方々の署名を集めるのが大変だという理由があるようです。
全国の各自治体が運営している空き家バンク情報ページは、都道府県ごとに一覧にしてみました。
上のメニューもしくはこちらからどうぞ。
関連ページ:全国空き家バンク情報リンク
観光がてら現地で探す
田舎暮らしを望む人には旅好きが多い? ような気がしますがどうでしょう?
レンタカーで ブラブラしつつ、『売物件』の立て看板を見つけたら路肩に停めてチェックする。
そしてその場でスマホを使って、ネットに情報がないか検索してみる。
ネットに情報がなければ看板に書いてある番号に電話してみる。周辺の住人の方に聞いてみる。
そんなドライブも最高に楽しいですよ( ´ー`)ノ
賃貸物件に住みながら長期計画で!
もし住みたい場所が決まっているのなら、とりあえずその近くに引っ越してしまいましょう!
近所の賃貸物件に住んでいれば、目的の土地に足しげく通うことが容易になります。
その土地で生活していれば、自然と知り合いも増えるでしょう。
大事なのは、「私はこのあたりで土地(家)を探しています!」と公言すること。口コミのネットワークを積極的に利用しましょう。
田舎物件の購入にあたって
住宅を購入するか。その場合は新築か中古か…。または賃貸か。
転職した場合はどの程度の収入になるのか、いっそ独立、起業するという選択肢もあります。
家族の理解を得ることも重要ですね。
田舎暮らしを成功させるため、十分時間をかけて納得いくまで検討しましょう。
田舎でマンションを買う、という選択肢だってもちろんアリです。柔軟に考えていきましょう。