激安古民家のメリットとデメリット
全国の空き家バンク情報を見ていると、古民家が数十万円〜100万円台ほどで売られているのを、最近はよく目にするようになりました。しかも畑、山林付きだったり。田舎暮らしを始めたい人はすぐにでも飛びつきたい話です。
しかし、激安古民家には当然デメリットもあります。
デメリットがあるからこそ、激安で売られているのです。でもまぁ、まずはメリットから考えてみましょう。
激安古民家のメリット
タイトルの通り、「激安」古民家なので、メリットはその安さに尽きます。
30万とか50万とか。中古車くらいの値段で土地付きの家が手に入ってしまう。
しかも山林とか畑がついているので、家庭菜園でもやりながら素敵な古民家での田舎暮らしを送ることができます。
…では、なぜそんなに安いのでしょうか?
買ってからお金がかかる古民家
やはり「古民家」というだけあって「古い」です。しかも激安で売られているということは、状態が良くないことが多いということです。
屋根の雨漏りを修理したり、腐った床も張り替えなければいけない場合がほとんど。これはどうにかDIYで安く済ませる方法もありますが、怖いのはシロアリ。調査や駆除は業者にお願いしなければいけません。
快適な生活を送るために、台所やトイレ、風呂などの水回りのリフォームも必要になったり、電気関係の工事をしなければいけない物件もあります。全てやろうとすれば数百万円の費用が必要になるかも。
30万円で手に入れた家に、数百万〜一千万円を超える費用がかかる可能性もあるわけです。
それでもまぁ、予算に応じてどこまでやるかは自分次第なので、何を優先し、何を我慢するかを考えるのもいいのではないでしょうか。
とにかく、激安古民家の購入の前には綿密な下調べをして、自分でできることは自分でやるというのが、安く家を手に入れるポイントのひとつだなぁと思います。