屋根と壁のコントラストが印象的な古民家。
それにしても立派な入母屋屋根。圧倒されます。
頻繁に空き家バンク情報が更新される岩手県一関市の移住情報サイト「あばいん一関」から、今回もこんな立派な古民家が50万円という価格で売りに出されています。

南阿蘇の牧野から
田舎暮らしを始めるにあたって、知らない土地への移住には不安がつきまとうものです。ましてや家を購入するのは大きな賭けになってしまいます。
そこで、まずは賃貸物件に住み、その土地に馴染んでから購入する家を探すという、段階的田舎暮らしという方法を提案します。
これまで何度か家賃一万円以下の田舎暮らし物件をご紹介してきましたが、今回は「古民家」に特化してピックアップしてみました。
格安の家賃で、しかも古民家ということで、実際に住むにあたっては大規模な修繕が必要になったりとそれなりに覚悟が必要ということは念頭に置いて……。
和歌山県有田郡の古民家・家賃10,000円/月
和歌山県有田郡有田川町から、真っ赤なカンヅメ屋根が目を引く古民家物件。
有田ICから約35分ほど。緑に囲まれた静かなところです。台所の床、壁などの改修が必要になります。
この物件は成約済みです
都会から田舎へ移り住み、田舎暮らしを始めるにあたって乗り越えるべき大きな壁。それは住居探しと仕事探し。
自分に合った職業や、雇ってくれる企業が見つかる割合も、都会に比べれば僅かです。そこで、移住をきっかけに自分で起業してしまう人も少なくありません。僕の周りにもそういう人は何人かいます。
田舎で何か商売を始めようとした場合、住居と店舗を同時に探すとなると手間もお金も倍かかる。
しかし店舗付住居だったら?問題は一発で解決です。最近は、空き家バンク物件でも店舗付きの住宅がちらほら見られるようになりました。
今回ご紹介するのは、岩手県一関市の、酒屋さんだった店舗付住居。100万円です。
岩手県一関市の移住定住応援サイト「あばいん一関」から、家賃一万円の一戸建て物件のご紹介です。
それにしても、月の家賃が一万円。
激安一戸建てをいろいろ見てきて最近はだいぶその感覚に慣れてはきましたけど、それにしてもやっぱり安い!
以前、私が東京で借りていた駐車場より全然安い。
スマートフォンとかケーブルテレビの料金とたいして変わらない値段でこんな立派な一戸建てが借りられてしまうのです。
物件の所在地である岩手県一関市の人口は約12万6千人。盛岡市に次いで岩手県第二の都市です。東北新幹線の一ノ関駅や高速道路のインターチェンジもあり、仙台まで20分ちょいで行けるという便利な田舎。私が住んでいる熊本市にちょっと似ている気がします。…ということは、住みやすいってことですね。
無償譲渡の空き家物件、ネットでの情報公開が増えてきました。
テレビや冷蔵庫などの家電を処分するのにもお金がかかるようになって久しく、自動車だってリサイクル券が必要です。
このブログで無償譲渡の家をご紹介すると、「タダより高いものは…」なんて声が聞こえてきたりもしますが、使ってもいない家を所有・維持するのにも修繕費や税金などお金がかかります。無償でいいから引き取って欲しいというのはごく自然な流れなのではないかなと思うのです。
なんなら今後は、「お金を払うから引き取って欲しい」なんてケースが出てきても不思議ではありません。
…って、この記事を書いている自宅のすぐ近くの土地で、住宅メーカーが建売用の家をガンガン新築しています。うーん、なんでしょうこの盛大な供給過多。
今回は岩手県一関市の空き家バンク物件のご紹介です。