中古住宅購入&リノベーションにありがちな失敗例
引用元: 中古住宅購入&リノベーションにありがちな失敗例 | マイナビニュース.
最近人気がある中古住宅購入&リノベーション。
でも、中古住宅やリノベーションは見た目の良さを重視して決めてしまいがち。新築住宅を購入するよりも慎重になる必要があります。
今回は、中古住宅購入やリノベーションで「やってしまった!」という失敗例をご紹介いたします。
既存不適格の家って、教えてもらえなかった!
既存不適格というのは欠陥住宅ということではありません。「ちゃんと法令にのっとって建設したのに、後で不適格になってしまった」という運の悪いケースです。
建築法令は社会背景や環境によって、都度改正、修正、変更が加えられます。すべての建物がこの法令に一致するケースのほうが、むずかしいといえます。
これから中古住宅を購入して建て替えやリノベーションを行うという時には、この「既存不適格」が大きな足かせとなる場合があります。
特に、「用途地域が建て替え不可能と法令で決められている地域に変更」となってしまった場合には、購入後に泣く泣く建て替えをあきらめることもあります。
調べてから買うべきだった…
リノベーションという言葉が普及したせいか、調べもしないでリノベーション前提で中古住宅を購入してしまう場合があります。
家の建て方は、実は千差万別。いわゆる古くからある木造なのか、鉄骨造なのか、2×4工法なのかで、できるリノベーションも異なってきます。
壁が移動可能だと思っていたらできなかった。吹き抜けが作れると思っていたらできなかった。思わぬ欠陥住宅であることが判明した。
むちゃな計画を立ててしまうと、「むしろ新築を購入したほうが安かった!」ということも。
オーダーメードだと思ったら、大量生産型だった!
また、リノベーションになぜ憧れるのかというと、自分オリジナルの家づくりが可能だからです。
自分に合った使い勝手のよいシステムキッチン、自分のライフスタイルにぴったりくる間取りなどに魅力を感じるからです。
しかし、すべてのリフォーム会社がオーダーメードに対応しているかというと、そうではありません。選べるのが壁紙だけで、あとは全部業者が手配し、よくある大量生産型のシステムキッチンや間取りに変更されてしまうこともあります。
これでは何のためにリノベーションを選んだのやら…。リフォーム業者が自分の意見を取り入れたデザインや施工をしてくれるのか、あらかじめ確認しておきましょう。
中古住宅&リノベーションは、これからまだまだ伸びていく分野だと思われます。いずれにしても、準備や確認、シミュレーションは重要です。流行に流されず、消費者の視点でしっかり選ぶ目を作ることが大切といえるでしょう。
身につまされる記事です。
「どうせリノベーションするんだから、作りさえちゃんとしていればどんな家でもいいや」と思っていました(;´Д`)
特に「壁が移動可能だと思っていたらできなかった」となるとかなりキツいですね。
安易に間仕切りの多い家の壁をブチ抜いて、広い部屋にしようとか考えてちゃダメってことですね。