移住日記|梅雨に想う
私が住む熊本市が梅雨入りして間もなく一ヶ月が経とうとしています。
まぁ梅雨らしい梅雨で、連日雨が降り続いております。
雨が降ると大好きな山登りも困難になるし、クルマの運転にも支障が出る。
当然洗濯物は溜まっていくし、布団も干せなくてジメジメ。洗面所の壁にはカビが…
そんな感じで、今まで梅雨といえば鬱陶しいものでしかなかったのですが、最近は、というか熊本へ移住してからはどうも、環境の変化か心境の変化か、連日降る雨が愛おしくなってきました。いやもちろん色々なところに被害を及ぼす大雨は勘弁して欲しいですけどね。
新緑にやさしく降りかかる雨粒や、山から立ち上る水蒸気なのか雲なのか判断できない白い靄だとかがすごく綺麗でずっと眺めていても飽きないのです。
何よりモノ書きを生業としている私にとって、仕事場である自宅に否応なしに引きこもらざるを得ない雨天というのは仕事が捗るシチュエーションでもありまして。
ただそんな想いとは裏腹に、はやく夏が来てくれないかなぁという気持ちももちろんあって。去年の夏は山ばかり行ってたので、今年は海へ行くのが今から楽しみでなりません。