先月の記事「最もスマートで簡単なパレットの解体方法」でバラしたパレットでスツールを作りました。
最初の作品に続いて、何故またスツールなのかというと、『脚が組んであってその上に天板がある』というカタチは、大きさを変えれば椅子にもなるしテーブルにもなる。もちろん飾り台にも収納にも。
つまり生活に必要な家具の基本的なカタチであるということ。
スツールはすべての基本(だと思う)
モノやヒトが乗る天板は地面と平行でなければならないし、それを支える脚は頑丈である必要があります。このカタチさえちゃんと作れるようになれば、最低限必要な家具はすべて自分で作れるんじゃないかなと思ったからです。
その上で見た目のデザインが優れていれば、使っていて楽しいし、生活に潤いも生まれます。
パレット木工の優れている点は、材料費が無料で済むことはもちろんですが、なんと言っても「素材のバラつき」が魅力です。
パレットからとれる木材はサイズがバラバラ…
パレットに使われている木材は幅も長さも厚みも全然揃ってません。バラバラです。
タテの板の真ん中3枚は幅が広いですが、両端は狭いです。画像では分かりづらいですが、ヨコの板も上辺のは厚いのに下辺のは薄い。
これは普通だったらデメリットでしかないのですが、これをどう組み合わせるかを考えるのが楽しいのです。
で、今回は幅の広い部分を座る部分、幅の狭い板を脚にしました。印字の残る『大トロ』の部分(前回の記事参照)は、4本の脚を繋ぐ『貫』と呼ばれる部分に使いました。デザイン的には貫がない方がスッキリしててかっこいいと思うのですが、庭木の剪定の時に踏み台として使うことを考えて、今回は強度を優先しました。
そしてパレットには必ずついている焼印の部分。
これ。前回の記事でこれをプレートとして切り出しました。
こんな感じで。で、これをエンブレムとして飾りに使います。
学校の技術工作室の椅子みたいでなかなかいいでしょ?
素材が中古パレットだから、完成した時点で既に味がある(笑)
4本の脚が座面から地面に向かって斜めに拡がってるのがポイントです。
最初はまっすぐだったんですけど、見た目があまり良くなかったので、またバラして組み直しました。結果、デザインも良くなったし安定感も強度も増して満足できるものが完成しました。自己満足ですけどいいんです。自分で使うんだから。
なにより作るのがものすごく楽しかったのが一番の収穫です。次回はもうちょっとレベルアップして、背もたれのついた『椅子』に挑戦してみようかと思ってます。