移住日記|自治会の役員になって良かったこと、感じたこと

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熊本に移住してまだ一年ちょっとの若輩者ですが、なんと自治会の役員に抜擢されてしまいました。

…というか、誰もやりたがらないので公平にクジ引きで…ってことになり、まんまと私が当たり(ハズレ?)を引いてしまったというわけです。

自治会の組織をざっくりと説明すると、町内「会」の中にいくつかの「区」があり、その区の中にさらに「組」があります。他に「環境衛生委員」だとか「公園愛護委員」だとか色々な役割があります。


私がやらされ任命されたのは「区長」です。組長をすっ飛ばしていきなりの区長です。
区長ともなると、毎月一回行われる総会に出席し、町内で行われる様々な行事のことや、町内の問題を解決するために頭を捻ったり、その話し合いの結果をプリントにまとめて回覧板で回したり。公園の掃除や草むしり、ゴミ集積所の管理など、けっこう忙しいのです。みんながやりたがらないのも納得です。

しかしこの町の新参者の私にとっては、区長になったおかげで地域の皆さんと一気にお近づきになることができました。もちろん私が東京から引っ越してきたばかりだということは皆さんご存知だし、40代前半の私は若造扱い(笑)なので、町のことについて優しく教えてくださいます。
区長にならなければ、ゴミの集積所がいつも清潔に保たれていることや、公園の草が綺麗に刈られていること、暗かった道にいつの間にか街灯が設置されたことにも何の疑問もありがたみも感じずにいたかもしれません。

毎月第一日曜日の朝8時から公園に集まって、小一時間の清掃活動の後、雑談しながらお茶を飲む時間も、総会の後に公民館で焼酎を酌み交わすのも楽しいものですよ。

移住日記|自治会の役員になって良かったこと、感じたこと” に対して2件のコメントがあります。

  1. 野坂 衣織 より:

    初めまして、こんにちは。いおりんともうします。私達夫婦は長野県信濃町にIターンで移住して10年を過ぎました。いろいろな役員を経験してから、ことし区長をやっております。この移住日記を読んで、とても共感するところが多かったので、コメントしました。親戚などまったくいない土地で、地区のひとに良くしてもらっているので移住して良かったなあと思っております。またちょくちょく読ませてもらいますね!それでは。長文失礼いたしました。

    1. ozeki より:

      初めまして、コメントありがとうございます。
      僕の場合はUターンだったのですが、Iターンとなると結構な思い切りが必要だったかと思います。僕も長野県は移住候補地のひとつだったんですよ。
      東京に住んでいた頃は、周囲から「田舎の人間は閉鎖的だぞ」と散々脅されたのですが(笑)、飛び込んでみればそんなこと全然なくて。僕も移住してよかったなぁと痛感しております。
      これからもよろしくお願いします。

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