スポンサーリンク

DSCF0830

近所のホームセンターの巨大な駐車場の一角に、使い古しのパレットが積んでありまして。店員さんに「あれって…」と話しかけたところ、まだ僕が何も言ってないのに「あぁどうぞ、好きなだけ持って帰ってください」と言われてしまいました。
そこまで物欲しげな顔をした覚えもないのですが、まぁくれると言うならもらってやろう。というわけで何枚か戴いてきました。

スポンサーリンク

バラすのが意外と大変…

これを使ってちょっとしたスツールでも作ってみようかなと思い立ち、このパレットを分解にかかります。
しかしこれがまた、長い釘を使ってあってとにかく頑丈にできています。下の動画を参考にしてバラしていきます。

ガツンガツンと近所迷惑な音を立てつつどうにか分解しました。
(追記:近所迷惑にならない解体方法を思いつきました
で、あとは適当に材料をカットして組み立てていくのですが、もちろん設計図なんか書きません。

DSCF0831

どうせパレットから取れた木材なんてガタガタに曲がってるし、割れてたり欠けてたり腐ってたり、釘の跡やらぶつけた跡やら。端から精度なんて出せないのです。

細かいことは気にしない

設計図を書かずにスツールを作るということは、「座ったときの高さはこんなもんかな」「パレットから取れた材料の長さがこれだから、幅はこの長さにしよう」とか、現物合わせで切っては位置を合わせ、合わせては切り、切っては組み…を繰り返していきます。

IMG_5284

素材のダメージは「味」になる

突然ですが、切った貼ったでなんとかスツールの形になりました。
パレットから取れる材料は厚さが10mmほどしかないので、木ネジを打ち込むと割れてしまうことが多いです。細いドリルで下穴を開けておきましょう。

穴を開ける場所を間違えても、どうせ釘の跡だらけだからいいんです。ノコギリを使うのが下手でも、どうせ材料が曲がってるから気になりません。むしろピッタリと隙間なく組み立てなくてもいいんです。いやぁ気楽だ。工作の楽しい部分だけを抽出したような作業です。
ただ、手触りが悪いのは嫌なので紙ヤスリで表面のトゲトゲを削りました。

最初はスツールと言いましたがサイドテーブルでもいいですし、鉢植え置きでもベンチでもテレビ台でもいいです。そんくらいの大雑把な感じでいいんです。いざとなったら燃やしてしまえば暖もとれるし調理もできる!

IMG_5286

ブライワックスで仕上げてみました。別にそのまんまでもいいのですが、こうすれば室内でも使えるかなと思って。

DSCF0833

ブライワックスで仕上げることで、カサカサだった表面にしっとりとしたツヤが出ます。
回転鋸の刃痕とか釘の跡が浮かび上がって、いい感じの表情が出ました。

DSCF0834

トップ面にはわざと色味の違う板を交互に並べて、ちぐはぐ感を出しました。
中古パレットを再利用して家具を作る場合は、一個のパレットからではなく、状態の違ういくつかのパレットから材料を取ったほうがパッチワークのような雰囲気を出せて面白いです。

〝前世〟に想いを馳せる

DSCF0835

作業中にこぼしてしまったオイルステインの染み。ちゃんとした材料でちゃんとした物を作ってる時だったら卒倒モノですが、パレット木工の場合はアクシデントが味わいを生み出します。

このスツールを使用中に、「あぁ、そういやこれを作ってる時にステインをこぼしちゃったな」と思い出すこともできるし、そもそもこれはパレットだったものです。「このスツールがパレットだった頃、どこの国で何を載せられていたのだろう?」と想いを馳せることもできます。

IMG_2491

気に入ったものができたので、今回は画像多めでお送りしました。
製作時間は約5時間くらい。ブライワックスは家にあったので、かかった費用は0円でした。

ちなみに今回使用したブライワックスは「ラスティックパイン」色です。


関連コンテンツ
カテゴリ『DIY』の記事

(c)copyright 2012〜2016 田舎の生活(を、夢見ている)allright reserved.