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tobacco

東京から熊本へ引っ越してきたのが2月4日。
まもなく3ヶ月になるのですが、移住を機に禁煙を始めたのです。

最初の2週間くらいは順調でした。
そりゃもう1,200kmも離れた土地に引っ越して、すべてが新鮮な時期ですから煙草のことなんて忘れちゃってました。

生活が軌道に乗り始めた1ヶ月目くらいが大変でした。もう煙草が吸いたくて吸いたくて。
素敵な喫茶店を見つけるとテンションが上がるのですが、テーブルの上の灰皿を見つめては「あぁ、この素敵な喫茶店で吸う煙草はさぞかし美味いのだろうなぁ」と考えてしまうのです。
しまいには、仕事が難航すると「これは煙草をやめたストレスのせいだ!」という、喫煙者特有のダメな思考回路が働くのです。

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3月13日 私は誘惑に負けました。

吸いたくて吸いたくて仕方ない。
こんな思いをして仕事が思うように進まないのなら、吸ってしまえばいいじゃないか。
そうだそうだ。きっと精神衛生的にもよくない。ストレスよくない!
と、どこまでもダメな思考回路の沼にズルズルと堕ちていった私は、クルマをコンビニエンスストアに停め、煙草を購入したのです。

パッケージを開封する手ももどかしく、煙草を口にくわえ、ライターで火をつけます。
あぁなつかしい煙草の煙。私は約1ヶ月ぶりの煙草をゆっくりと、そして深々と肺の奥まで吸い込み、味わいました。
コンビニの駐車場から紫煙越しに眺める阿蘇の山々。空気がうまいとタバコもうまい。

「やっぱりタバコっていいなぁ」という充足感と、「せっかく1ヶ月も我慢したのに、吸っちゃったな」という後悔。

「まぁ、一日3本くらいにしとこう。それなら平気」
いや、全然平気じゃないだろうと思うのですが。それに3本で済むはずがない。どこまでもダメな思考回路の禁煙挫折者。

…と、ここまでだと表題の「禁煙が順調です」にはまったく結びつかなそうだと思われるでしょう。
実はこの後、私はヒドい目に遭うのです。

初めてタバコを吸った時の、あの感覚

「さて、もう1本吸おうかな。一日3本まではOKなんだし」と、よくわからない理屈で2本目の煙草に火をつけた次の瞬間です。
急激に猛烈な吐き気が襲ってきました。吐き気だけでなく、激しいめまい、頭痛、指先のしびれなどもセットになって襲ってきます。

そうです。久々に摂取したニコチンにより、血管の収縮が起こったんですね。
もはや私の身体は、ニコチンを拒絶しているのです。
っていうか、今までこんなもの毎日20本も吸っててよく平気だったな!そっちの方が怖いわ!

そう思った瞬間から、「タバコを吸いたい」という気持ちは嘘のように消え去ってしまいました。
これは、今まで何度かの禁煙失敗時にはなかった感覚でした。
自然に「あぁ、これでタバコとはもうさようならなんだな」と、そんな気持ちになりました(ゲロ吐きながら)。

そんなわけで、今でも私のデスクの引き出しには残り18本のナチュラルアメリカンスピリッツが入れっぱなしになっています。
いつでも吸える状況なのですが、全く吸おうという気持ちにはなりません。ニコチンパッチも禁煙外来も利用せず、禁煙に成功したのです。

嫌煙家にはなりたくない

なにより良かったなと思うのは、タバコ(喫煙者)を嫌いにならずにやめられたことです。
タバコを止めた途端に、喫煙者を目の敵にするような人にならずにすんだのです。

禁煙したいけどやめられない。という方は、少々乱暴ではありますが試してみてはいかがでしょう?

…とは言え、私もまだ40日しか経っていないので偉そうなことは言えないのですが(笑)

※追記:2015年3月21日
気がつけば禁煙から丸一年が経過していました!

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