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国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された愛知県豊田市足助町の古い町並みで、空き家の内部をボランティアで改装しようと名古屋市瑞穂区の学習塾経営、錦見綾(にしきみあや)さん(29)が参加者を募っている。錦見さんは自ら大工仕事を学び、改装後は若者らの交流の場にする考えもあり、市も「地域の活性化につながる」と期待している。

保存地区には約720棟の古民家などがあるが、20~30棟が空き家。過疎化が進んで、景観が損なわれる恐れが出ている。

錦見さんが改装を計画する空き家は築約70年の木造2階建てで約200平方メートル。以前は金物店で、今の持ち主が約10年前に購入したが、間もなく空き家となった。屋根は抜け落ちて雨漏りし、土台も朽ちているという。

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持ち主は取り壊して駐車場にする意向だったが、市が説得し、市の補助制度を活用して持ち主が外観を修理することになった。ただし、市の要綱で内部の改装は持ち主の負担。このため持ち主は内部に手を付けるつもりはなかった。

一方、錦見さんは、田舎暮らしに関心を持っていた両親と一緒に訪れたのをきっかけに、足助に何度も足を運び、古い町並みに「温かみがある」と感じていた。一昨年秋に偶然、この空き家を見て「この家に明かりをともしたい」と持ち主に相談したところ「自由に使ってほしい」と承諾を得たという。

外観の修理は6月にも始まり、2年後に終わってから、内部の改装にとりかかる。費用は約200万円で1階と2階の半分を改装する予定。それまでは参加者らでワークショップを開き、設計したり、大工仕事の指導を受けたりする。参加者からは資材費やワークショップ運営費などとして1人年3万6500円を集める。錦見さんは「10人程度の参加のめどが立っていて、あと20人ぐらい参加してくれれば」と話す。

錦見さんは昨年夏から、名古屋大大学院の准教授らが豊田市内で開いている住宅建築の講座で大工から指導を受けている。改装後の使途は決まっていないが、参加者らが集える場所として活用することも考えている。「自分たちの手で作っていく過程も楽しみたい。足助内外の人が出会う場になってくれれば」と話している。連絡先は錦見さん(080・5461・4930)。

豊田市足助町の重要伝統的建造物群保存地区

足助町は江戸時代、三河-信州を結ぶ伊那街道の中継地として栄えた。街道沿いに江戸中期から明治末までに建てられた町家などが数多く残る。11年6月、旧街道沿いの21.5ヘクタールが愛知県内で初めて保存地区に選定された。保存地区に選ばれると、文化庁が市町村の保存活動に助言や補助などを行う。岐阜県白川村の合掌集落なども選定されている。

引用元: <町並み保存>空き家、ボランティアで改装を 豊田・足助 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース.

『持ち主は取り壊して駐車場にする意向だった』のを、『市が説得』したのに、『内部の改装は持ち主の負担』ってのがなぁ。補助制度は外観修理にしか適用されないんですね。
『町並み保存』にはもちろん賛成ですが、家が家としてちゃんと機能していることも重要だと思います。

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