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住みたい田舎1位に

大分・国東半島に位置する豊後高田市が、移住情報誌「いなか暮らしの本」(宝島社)2月号の特集「住みたい田舎ベストランキング」で、全国1位に選ばれた。高評価の理由は豊かな自然に加え、市営住宅の格安での賃貸や無料学習塾など支援制度の充実ぶりだ。人口3万人構想(現在2万4千人)を掲げる市は、知恵を絞って至れり尽くせりの支援を打ち出しており、2年連続で市外からの転入者が転出者を上回る状況が続いている。

ランキングは、田舎暮らしで人気の全国94市町村を同誌編集部が選定。その中から、7部門(自然環境、移住者歓迎度、支援制度、子育て、老後の医療介護、日常生活、交通)計70項目の独自アンケートを各自治体に行い、住みやすさを調査した。

豊後高田市は「支援制度」「子育て」「老後の医療介護」の3部門で1位を獲得し、総合トップに輝いた。

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移住情報誌の記事で「多岐にわたって移住者をバックアップ!」と紹介された同市の支援策の中でも、特に充実しているのが、住まいに関する支援だ。

空き家バンクを開設

まず、持ち主が賃貸・売却を望む空き家を専用ホームページで紹介する「空き家バンク」を平成18年に開始。すでに大分県内はもちろん、北海道から東京まで全国各地の54世帯121人が、空き家バンクを利用して移り住んできた。現在は25物件が登録されており、月1万円台で借りられる空き家(3LDK)もある。

物件紹介にとどまらず、持ち主や借り主がリフォームする場合、市が30万円を上限に費用の半額を補助する。賃貸借契約の仲介手数料に対する補助制度(上限5万円)もある。

関連ページ:全国空き家バンク情報リンク

移住者向け住宅を用意

さらに市は、移住者向け住宅を用意している。
県の職員住宅を市が買い取り、改装した新婚世帯向け市営アパート(3DK、68平方メートル)を家賃4万円で貸し出している。空き家3軒を市がリフォームした戸建て住宅は、5LDK(156平方メートル)で家賃4万円と都市部に比べ驚異的に安く、すでに予約でいっぱいだ。

お試し居住制度

このほか、移住後に都会と異なる地域活動や近所付き合いに戸惑うことがないよう、1カ月間3万円程度の家賃で空き家に住める「お試し居住制度」もある。

無料学習塾の開催

子育て支援も盛んだ。市内に住む幼稚園児から中学生までを対象にした無料学習塾「学びの21世紀塾」を開いている。都会と田舎の学力格差を解消しようと始まり、定年退職した元教師らが、ボランティアで月曜から土曜まで教鞭(きょうべん)をとる。

こういったユニークな取り組みが奏功し、豊後高田市は長年の人口減少に歯止めがかかりつつある。22年10月~23年9月の人口動態調査では102人の転入超。23年10月~24年9月も11人の転入超だった。出生者から死亡者を差し引いた自然動態を含めれば、人口減少は続いているものの、条件の悪い過疎地であっても、努力次第で移住者を増やせることを証明した。

同市地域・文化推進室の担当者は「都会と比べて田舎はよいことばかりではない。でも周防灘の新鮮な海の幸や『日本の夕陽百選』に選ばれた夕日、美しい星空など自慢がたくさんあります」とアピールしている。

まさに至れり尽くせりの支援制度。
移住者向けに住居を安い家賃で貸し出すのは基本的なことですが、「お試し居住制度」というのが他とは一線を画しています。
憧れを抱いて田舎へ移住したものの、馴染めずに都会へ戻ってしまう人も少なからずいますから。
こうした工夫を凝らした支援制度が実を結び、「住みたい田舎ランキング」で1位を獲得したわけです。
他の自治体でもこうした動きが盛んになってくれると嬉しいですね。

引用元: 住居、子育て…至れり尽くせりの支援 大分・豊後高田 – MSN産経ニュース.

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